1.既設道路(施工前) 2.擁壁天端撤去 3.基礎材敷設、前面専用型枠設置 |
4.定着筋設置※、横方向鉄筋挿入 5.充填コンクリート打設 6.埋め戻し、舗装、防護柵設置、完成 |
※使用可能な縦断勾配は10%以下とします。(ズレ止め対策を行う場合は15%を上限とします。)
ブロックの配置
ロードプラスは、張り出し車道床版部と防護柵基礎部を兼用するP-タイプと、張り出し車道床版部のみのF-タイプを交互に配置することを基本とします。
基本的には、P-タイプを3本、F-タイプを2本配置したら5本構成を安定上の標準使用個数(延長)とし、実際の使用にあたっては、設置個数を5本以上とします。
ただし、設置個数が5本未満となる場合は、その個数で安定性の照査を行い、充填コンクリートの厚さを決定します。
縦断勾配
標準的に適用可能な縦断勾配は、10%以下とします。縦断勾配が10%を超える場合は、上限を15%までとし、高強度の高さ調整ボルトを使用します。
下方への製品移動の恐れがある場合は、ズレ止め対策などを行います。
呼名 | 幅 | 高さ | 長さ | 参考重量(kg) |
---|---|---|---|---|
ロードプラス1000Fタイプ | 2450 | 550 | 1000 | 1210 |
ロードプラス1000Pタイプ | 2750 | 550 | 1000 | 1355 |
ロードプラス1500Fタイプ | 3450 | 630 | 1000 | 2420 |
ロードプラス1500Pタイプ | 3750 | 630 | 1000 | 2550 |
ロードプラス1750Fタイプ | 4100 | 630 | 1000 | 2770 |
ロードプラス1750Pタイプ | 4400 | 630 | 1000 | 2900 |
設置場所
ロードプラスは、コンクリート擁壁などの既設構造物上への設置を基本とします。
地盤反力を低減する場合や地盤上へ直接設置する場合は、台座コンクリートなどを施工し、その上にロードプラスを設置することとします。
地盤上へ直接設置する場合は、支持力や地盤全体の安定性などに十分注意します。
構造物上設置1 |
構造物上設置2 |
地盤上設置(構造物背後など) |