狭あい道路拡幅･簡易張出式
道路拡幅工法 ロードプラス　

NETIS

道路幅員4mの狭隘道路で、路肩が雨等の侵食により崩落してしまいました。
既設のガードレール基礎も、谷川に張り出した構造にしなければならないほど狭い道路です。
道路は狭いのですが、地元の方にとっては、重要な生活道路です。
崩落部の幅員を確保したくても山側は掘削することができず、また谷底まで高さ数十メートルもある現場の為、下から擁壁を立ち上げることもできません。
そこで、プレキャスト張り出し車道のロードプラスが採用されました。
ロードプラスにすることで、工期も短縮することができました。
大型連休での通行を可能にすることができ、住民からも喜ばれました。

当初、設計の擁壁構築が工期内に完了しない可能性が出てきたため、工期内に竣工するため、当所設計からの変更協議で採用していただきました。
国道153号の迂回路として、観光バスも通行する状況でありましたが、幅員が狭く、普通車同士のすれ違いも困難でした。
延長17mですが、総幅員も5mが確保でき、普通車と大型車のすれ違いもできるようになって、地元の皆様にも喜んで頂いています。