当店のオーディオボードをご購入のお客様から
感想をいただきました。
サイズ:480x300x30
仕上げ:本磨き仕上
色:山西黒
自宅マンションのリビングルーム(14畳)に配置しているオーディオ・システムのスピーカーの下に、今回入手した貴社製の黒御影石オーディオボードを設置した。
これまではフローリングの上にパイン材製のボードを置き、その上にスパイクとスパイク受けを介してスピーカーを設置していたが、今回はこの木製ボードの上に厚さ3cmの御影石オーディオボードを載せた。
スピーカーはスパイクをスパイク受けに載せ、これをボードの上に直接設置した。
御影石オーディオボードの下面には傷防止用のフェルトを6カ所貼付した。
今回は、下層階の居室への音漏れを最低限にする目的で木製ボードの上に御影石製のボードを設置したが、木製ボードなしで、直接御影石製のボードをフローリング上に設置するという形態も検討してみる予定である。
鑑賞する音楽のジャンルはジャズが中心で、フュージョンやロック、ポップ、クラシック等も聴取し、アコスティックの楽曲からエレクトリックの楽曲、少人数偏性からオーケストラまで、インストゥルメンタルやヴォーカルの楽曲等、多方面の音楽を楽しんでいる。
上記の自宅オーディオシステムは、このような嗜好を踏まえて、ジャズのサウンドが迫力を感じることができ、ステージの生演奏を直接聴取しているように感じることを目的としたシステムである。
これまでのシステムのもとでの音響と比較して、御影石オーディオボードの設置により明らかな音像の変化を感じることができた。どのジャンルについても、各楽器の音像が明瞭となり、音場の定位が明確となった。
高温領域から低温領域まで、幅広い音域で音像が明瞭となり、きめ細やかな温室を感じることができるようになった。
高音域及び低音域ともに音域が拡大したように感じ、その結果音楽が部屋全体に広がるような臨場感が得られた。
低温領域ではバスドラムやアコスティックベースの音像がシャープとなり、楽器ごとの音質の違いが明瞭となった。
音量を上げると不用な共鳴を感じていたものが減少し、クリアな音質となった。
高音域では、シンバルの音が透き通るようになり、ピアノは深みのある音質となった。
ただし、低音領域ではエレクトリック・ベースの音像が強調される傾向が感じられ、逆にバスドラムの音像が控えめとなったように感じられる。
また、女性ヴォーカルの高音域が強調されるように感じられる。
これらの改善策として、御影石オーディオボードの下の木製ボードを取り外し、直接御影石オーディオボードをフローリングの上に置き、音像の変化を確認してみる予定である。
また、同じ3cmの御影石オーディオボードを2枚重ねるか、5cm程度の厚さのボードに交換する等、今後もいろいろと検討していく予定である。