超剛性バインダーG5は、2010年にアメリカで開発された無公害性の硬化材です。
1液式で収縮は極めて小さく、寒冷地においても凍結しないことから、近年アメリカでは主に道路舗装材として支持されてきました。
G5を土系舗装に応用し、超耐久型土系舗装『タフコートG5』として開発。
従来の土系舗装に比べ、耐凍害性、骨材の飛散性、安定性において桁違いの強度、耐久性があり、業界トップの品質と耐久性を誇っています。
重金属等の溶出はなく、非加熱施工で、環境負荷を軽減します。
タフコートG5は1液混合のわかりやすい配合。
乾燥した骨材と、その骨材重量の5~8%のG5を添加し、十分に練ります。
また、タフコートG5はコンクリート舗装やアスファルト舗装に必要な構造物への養生を必要としません。
大型公共工事などにおいて、これは大きな省人化につながります。
練り上がった混合物はホイールローダーや一輪車などで運搬。
アスファルトフィニッシャーやレーキなどでアスファルト舗装と同様に敷均し、プレートランマーやローラーなどで締め固めます。
常温式なので、時間に追われることもありません。
コテなどでローラーマークを消したり、コテだけで仕上げても強固に硬化します。
普通ポルトランドセメントを使用した場合、六価クロムの溶出は避けることができません。
タフコートG5は様々な溶出試験にもクリア。
重金属であるシアン・ヒ素・PCB・六価クロム・水銀・鉛・カドミウムなど土中に害のある成分を含んでいません。
タフコートG5は非加熱施工、アスファルトのように混合時にも熱を使いません。
また、ウッドチップを使った『ウッディウェイ』は3000m2あたり、CO2を約7t削減します。