従来工法との比較
移動式クレーン施工による製品据付工法
●問題点
・狭隘地、高架下や高圧線などで上空に制約があると施工できない場合があった。
・据付場所付近に逐次移動式クレーンを移動するため、施工性と安全性に問題があった。
・アイドリング時間が長いため、CO2排出量が多かった。
これらの問題点を改善して下水道工事、河川工事、共同溝工事、地下道工事等におけるプレキャストボックスカルバートの設置工事に適用できるよう開発いたしました。
●改善点
・搬送・据付台車を自走式とした。
・搬送・据付台車をバッテリーによって作動させた。
・搬送・据付台車は4軸とすることで、全長、ホイールベースを短くした。
・ボックスカルバートの据付において機能する前後荷役部は、油圧により独立で上下、左右方向に作動するようにした。