- クリーン側溝は水理面からは、卵形管の持つ少流量時の有利な水理性と多流量時の必要排水断面を兼ね備え、かつ、充分な強度と工場生産性に適するように設計しました。
- 図1で示されるとおり、円形管渠やJIS製品と比較して、同一流量時の水深が深く、特に緩勾配、少流量時には流速・流量が大きくなり、水理性に優れています。
図2、3に示されるとおり、ほぼ同一断面積のときの流速・流量はどの勾配でもクリーン側溝が大きくなります。
この結果、管渠内の掃流力も強くなり、塵埃がたまりにくくなります。 - 高速下水管洗浄車で清掃する場合、クリーン側溝は卵形状なので、底部に塵埃がたまりにくく、所定の流水断面が確保できます。(従来型の底のコーナー部には塵埃が残ることがあります)
図1 同流量における製品別水深比較
図2 マニング公式による製品別流速比較 | 図3 マニング公式による製品別流量比較 |