ボックスカルバートでの構成例
一般市販鋼材は、不等辺山形鋼をお勧めします。
不等辺山形鋼端面にΦ6程度の丸鋼を溶接することで鋼球の飛散を防止します。
製品積載用鋼材は、レールより1ランク下のサイズを使用することによりレール幅に散布された鋼球のほぼ全てを有効に活用することができます。
押しや牽引用のミニバックホウの選定は、製品重量の0.2倍以上の重量機種を用意してください。
なお、レール内側幅以内の車幅でゴムキャタピラを基本にします。
レール・製品積載用鋼材参考表
レール鋼材規格 | 有効幅(mm) (鋼球散布面) |
対応製品重量 | 製品積載用 鋼材規格 |
L=125×75×7 | 102 | 4t以下 | L=100×75×10 |
---|---|---|---|
L=150×90×9 | 123 | 4t以上〜10t以下 | L=125×75×10 |
L=200×90×9 | 164 | 10t以上 | L=150×90×12 |
自由勾配側溝での構成例p>
レールに使用する一般市販鋼材は、不等辺山形鋼をお勧めします。
不等辺山形鋼端面にΦ6程度の丸鋼を溶接することで鋼球の飛散を防止します。
自由勾配側溝の側壁下部をソリ繰り返しタイプの角材上に設置し、所定の位置まで移動させます。
移動後は、高さ調整ボルトを自由勾配側溝1本に対し、4個使用し、ソリ返しタイプの角材よりも上になるように自由勾配側溝を持ち上げます。
ソリを構成する各部材を分割することで抜き取ります。
残る作業は、高さ調整ボルトを調整し、計画高さに合わせます。
製品積載用の専用金具です。
繰り返し利用できるため経済的です。
相互のソリをつなぐ部材の長さを変えることで自由勾配側溝の幅方向が相違するサイズに対応できます。
レール鋼材参考表
レール鋼材規格 | 有効幅(mm) (鋼球散布面) |
対応製品重量 |
L=100×75×7 | 77 | 2t以下 |
---|---|---|
L=125×75×7 | 102 | 2t以上〜3t以下 |
高さ調整ボルトは専用金具です。中央部の高ナットがターンバックルになっており、高さ調整ができます。
下図及び写真は通水断面より差し込む使用形態での形状となっています。
基礎砕石上に捨コンまたは棚板を配置し、レールを設置することで、インバートコンクリートと基礎コンクリートを一度に打設します。