施工手順留意点
-
床掘りは、規定の高さに合わせて不陸が生じないよう、また、地山を乱さないように施工して下さい。
不陸整生後は十分に転圧・締め固めを行ってください。 - 基礎砕石は規定の高さ・厚さになるように敷き均し、十分に転圧・締め固めを行ってください。
地盤が軟弱な場合、及び重車両乗り入れ口には、基礎コンクリートを打設してください。 - 基礎上に敷きモルタルを不陸が生じないように、規定の高さ・厚さで敷き均して下さい。
- 専用吊具により、ライン導水ブロック-F型を設置してください。
- 据付の際は、付属の連結ピンを、ライン導水ブロック-F型の側面水路下部の2ヶ所の差し込み穴に、取り付けてください。
連結ピンは水路底合わせのガイドとなります。
接合部はバールで押し込んで合わせてください。微調整のために製品をたたく必要がある場合は、ゴム製のセットハンマーを使用するか、あて木をして破損には十分に気を付けてください。
- 据付後、埋め戻しを行い、躯体の破損や通り・高さの変動に気を付け、十分な転圧を行ってください。
埋め戻しの際には、土砂・モルタル・アスファルト乳剤等の付着を防ぐために、スリット部をシート等で養生してください。
歩道切下げ部施工上の留意点
- 歩道切り下部も排水機能を持たせるため、歩道計画上の曲線半径に沿った曲線製品を用い、目地開きを生じさせないようにします。
- 曲線ブロック(現在、R=1.5、2.5、3.5、6.0mの4種)と直線ブロックを組み合わせて施工します。
- 歩道巻込部のブロックは、表面が透水性(フィルター)コンクリートで構成されているので、車道及び歩道工事完了まで養生シート、または養生テープで覆い、工事中に砂、砂利等が製品にかからないようにします。
製品の接合材(目地)について
施工後露出する縁石部分についてはモルタル目地とし、下部水路部は雨水排水を行うため、止水性発泡目地材を使用します。
発泡目地材は、工場にて貼り付けて出荷いたします。
【発泡目地材】
品 名 : オプシーラー OP-130
貼付位置 : 下部水路断面全面
止水性 : 目地材厚さ15mm 止水許容圧縮率50%
これより、ライン導水ブロック-F型据付における止水許容目地幅は、ブロック下部で7.5mmとします。