排水機能付ライン導水ブロック　

VICON

雨水の排水はもちろんですが、縁石と水路が一体となっているため現場打ちや他の製品よりも施工性が優れている点、バイコン製法のため、凍結・塩害に強いことも評価して頂き採用して頂いております。
中大塩幹線道路は、住宅街の中心を2kmに渡って走る道路で周辺住民の方々、市内循環バスも通行する道ですので、 短い工期での完成が可能になりました。

須坂駅前線「須坂駅前ロータリー」が改修され、きれいに整備されました。
ロータリーの中央部分の縁石にはライン導水ブロックをご採用頂き、中央部へ流れた雨水を素早く排水して、水たまりなどの交通障害が発生させません。
ロータリーの外周部にはＦＸ防音可変側溝スリットタイプをご採用頂きました。
表面のスリット構造と側面のASドレンにより雨水を側溝内に取り込みます。
こちらも通行車両や歩行者が快適に通行できるようになりました。
さらにＰＧガッター、バイコン台付管なども一緒にご採用頂いております。
須坂駅を通られる際は、これらの製品をご確認ください。

道路拡幅の工事の歩車道境界ブロックに「ライン導水ブロック」をご採用いただきました。
まだ一部のみの施工ですが、車線から歩道側にながられる路面排水を確実に飲み込み、走行する車の安全を保ちながら歩道側の水たまりの発生を防止できます。
さらに『ライン導水ブロック』はバイコン製品ですので、冬場の凍結や塩害にも十分な耐久性を発揮します。
縁石内部に小型の水路を設けてあり、縁石内に雨水を集め集水舛へ集めて側溝へ放流します。
そのため、組み立てL型のエプロンが不要となり、道路へ水たまりを作りません。
鋳鉄製の縁石桝、斜切りタイプ、乗り入れタイプなど、バリエーションも充実しています。

小学生の通学路として使用され、多くの児童が歩く歩道です。
歩車道境界ブロックは縁石とエプロンが一体化したPLガッターで施工されてきた路線ですが、民家が建ち並ぶ当該場所では車道からの雨水が歩道へ抜けて民家へ流れ込む危険がありました。
そこで民家への雨水流入を防止するため、小型水路を内蔵したライン導水ブロックを採用して頂きました。
これにより、道路から流れてくる雨水は、ライン導水ブロック内に取り込まれ、側溝へ排水するため民家への雨水流入を回避出来ます。
また、鋼鉄製の管理舛が設置されており、メンテナンスの際には、縁石に内蔵された小型水路に詰まった泥やゴミを高圧洗浄機を使用して清掃することが可能です。

県道157号線で、軽井沢町風越団地から発地市庭地区に向か道路の途中に風越公園に行くことができるT字路交差点があります。
この交差点の改良と道路拡幅工事で、ライン導水ブロックをご採用いただきました。
ライン導水ブロックは、従来のL型側溝に代わる新しい排水路内蔵型縁石で、縁石に排水機能を持たせた縁石です。
組み合わせL型側溝の現場打ちエプロン部が不要となるので、路肩の6％勾配部が不要となり、横断勾配折れが解消できます。
縁石部まで舗装勾配2%まま舗装できますので、二輪車が通行する際、段差のない舗装面を通行できるので安全性が高まります。
また、路面排水を素早く縁石内部へ排水してくれますので車の通行環境の安全を保てます。