路盤を転圧した後、接着面のゴミ・ほこりを除去してプライマーとして「ボーソーボンド」を吹き付けます。
ボーソーボンド(スプレー缶タイプ430mL)1本で約30mの施工が可能です。
プライマーが乾燥した後、ボーソーシールTを押し付けて接着させます。
ボーソーシールTは、テープ形状で、厚さ5mm、幅30mm、長さ10mです。
ボーソーシールTは、雑草を発生させたくない面全てに貼り付けが可能です。
ボーソーシールTを接着させる際は舗装面と同じ高さになるよに調整をお願いします。
接着後に剥離紙をはがします。
アスファルト混合物を舗装する際は貼り付けたボーソーシールTがはがれたり傷を付けないようにご注意ください。
PLガッター、PGガッター、FX側溝と舗装材の隙間にボーソーシールTがきちんと挟まれていれば完了です。
弊社の若手営業マンと若手設計担当が防草シールの敷設を体験いたしました。
場所は、現在施工中のアスザック東信営業所の新駐車場内です。
弊社東信営業所では、L型擁壁(ASウォール)を敷設して駐車場を造成しています。
今回、仕上げの舗装を行うにあたり、防草シールを施工研修を兼ねて敷設したものです。
敷設状況の様子を動画で御覧ください。
L型擁壁(ASウォール)に防草シールを接着するため、スプレー缶で防草ボンドを塗布します。
数分でシールが貼り付けられる粘性が発現するのでシールを貼り付けます。
ボーソーボンドは粘性が強いので軽く押し付けるだけで張り付きます。
二人で敷設すると楽にできますが、慣れると1人でも簡単にできます。
女性でも簡単に敷設が可能です。
駐車場に敷設したL型擁壁(ASウォール)は天端から10cm下げて舗装を行う予定です。
これは公道へ場内の雨水を排水しないための水止めを兼ねています。
そのため、防草シールの上部が舗装の天端となります。
駐車場内に敷設されたFX側溝スリットタイプにも防草シールを敷設しました。
こちらは側溝の天端と舗装がフラットなるため、側面の最上部へ合わせてシールを貼り付けました。
防草シールを貼り付けた直後の写真です。
舗装工事まで1週間ほど時間があるので、白い保護シールを剥がさずに敷設しています。
舗装直前に養生シールを貼り保護シールを剥いだ状態です。
舗装面に乳剤が散布されてまもなく舗装が始まります。
舗装工事が始まりました。
今回、実験も兼ねており電柱を目安に前後1m位をあえて防草シールを敷設しないで施工いたしました。
今後、この部分がどのように変化するか時間を追って検証いたします。
保護シールを剥がして養生シートを貼り付けました。
黒い帯が切れている部分が未敷設部分です。
舗装が完成しました。
施工体験をした若手社員に感想を聞きました
Q 施工性は良かったですか?
「はじめは、大変かと思いましたが、慣れるとスムーズに貼れます。」
「難しくはありません。」
「ボーソーボンドは塗布ご1分くらいが貼り頃です。塗布直後はくっつきづらいです。
気温にもよりますが、1分~2分くらいがいいと思います。」(入社2年目男性社員)
「施工は初体験でしたが、私でもできました。」(入社3年目女子社員)
「防草剤が含まれているので、臭いがきついのか思いましたが、気になりませんでした。」
Q 施工中に気づいたことはありましたか?
「手袋をしたほうがいいですよ。ボーソーシールは伸びる素材ですが保護シールは伸びないので途中で切れてしまします。シール材に直接触ると少し手につきますので手袋をしたほうが後で洗う手間が少なくなりますね。」(入社4年目女子社員)
「ボーソーボンドは30m分たっぷり有りますので急いでスプレーすると余ります。十分塗布したほうが、ボーソーシールがくっつき易いようです。」(入社3年目男性社員)
「防草シールを塗布する人、シール材を貼る人と2人一組で施工すると早く施工できます。」
Q お客様におすすめするポイントは?
「側溝にも擁壁にも縁石も貼れて用途が広いのがおすすめです。」
「これから実験で検証しますが、このシールで草が繁茂しなければこの駐車場は綺麗な状態で維持できます。夏場の草取り作業は不要になり助かりますよ」(他の施工事例では草が繁茂した例はありません)
「簡単に貼れます、二人一組で貼ると楽ですよ」
「防草シールは用途が広く、雑草の繁茂を防止できます。今の時期に敷設しないと雑草がはびこります。」
今後、この駐車場の経過を観察し、ボーソーシールの効果を検証してまいります。