御影石 像の台座
住所:長野県長野市松代町 松代小学校
工事名:佐久間象山像 鉄平石台座
使用製品:
鉄平石 乱形
詳細:
長野市松代町 松代小学校敷地内に移設しました、佐久間象山像の台座となります。
こちらの躯体は、弊社コンクリート二次製品のBOXカルバートを縦使いし、天板も作成し、像と天板をジョイントしてBOXと接続後、BOX周りを鉄平石にて化粧させて頂きました。
コンクリート面は滑面のため練モルタルの接着が弱く、グラインダーで表面を粗し、その後、ハイフレックスを塗って石の接着を良くします。
事前に作成しておいた、角石を仮置きして確認します。
イメージと合わなければその場で加工し、外側下場から内側へ作業を進めていきます。
鉄平石を貼る場所に合わせて、一枚一枚加工しながら丁寧に貼っていきます。
ある程度貼ったら目地を詰め刷毛引きし、目地を仕上げると共に丁寧にモルタルを拭き取っていきます。
この作業を丁寧に実施しないと、乾いた時にモルタルが白く残り、汚い仕上がりとなります。
こちらが完成した、佐久間象山像鉄平石台座となります。
笠の部分も小口は厚みを可能な限り合わせ、美しい仕上がりとなっています。
台座周りの黒御影平板は、善光寺表参道で使用されていた、古材を再利用しております。
佐久間象山像、鉄平石、古材と、松代小学校が相まって、歴史を感じる良い空間となっております。
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