垂直擁壁ポラメッシュ

掘削幅が狭く現道を利用しながら施工が可能な垂直擁壁ポラメッシュ

国民宿舎もちづき荘へ向かう道路の拡幅工事でポラメッシュをご採用頂きました。


拡幅前はおよそ3mの幅員で、もちづき荘を利用する大型バスの往来が多く、以前からすれ違いが困難な現場でした。

垂直擁壁ポラメッシュ

もちづき荘へ行くにはこの道しか利用できず、道路規制が出来ないことから現道を利用した施工を求められていました。
擁壁高もH4.5m程度あり、L型擁壁などの構造物では現道確保や施工が難しく、掘削量を減らせて現道に影響が及ばない垂直擁壁ポラメッシュ工法が採用となりました。

垂直擁壁ポラメッシュ
垂直擁壁ポラメッシュ

施工前の現場の様子です。縦断勾配も8%程度あります。

垂直擁壁ポラメッシュ

擁壁前面に仮設道路を設け、ポラメッシュの施工を進めて行きます。

垂直擁壁ポラメッシュ
垂直擁壁ポラメッシュ

横断管の箇所は現場打コンクリートにより巻き立てを行います。
施工業者様も当現場で3回目のポラメッシュ施工となり、施工も順調に進めて頂きました。

当初設計では、天端調整コンは木製型枠での仕様で計画されておりましたが、 工期短縮を図れる天端調整パネルを使用して施工して頂きました。

天端調整型枠を使うことにより、擁壁背面でのプレートによる固定でパネルが自立します。
前面での作業が無くなるため、作業者の安全性も向上します。

垂直擁壁ポラメッシュ
垂直擁壁ポラメッシュ
垂直擁壁ポラメッシュ
垂直擁壁ポラメッシュ

天端ブロックとポラメッシュで模様面が若干違いますが、ほとんど違いはありません。

ポラメッシュのグレー色で統一されるので見た目も落ち着いています。
今回は施工延長もあり、全体にも迫力感のある仕上がりとなりました。

垂直擁壁ポラメッシュ
垂直擁壁ポラメッシュ

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