東御市白鳥神社線 海野宿橋の親柱のご紹介

今回ご紹介する海野宿橋は、2019年の台風19号により甚大な被害を受けた現場です。

地域の皆さまのご協力と、発注者様ならびに施工をご担当された守谷商会様のご尽力により、無事に復旧し、開通しました。現在は人や車両の通行が可能となっています。

今回の親柱は、1999年8月頃に一度納品させていただいたものですが、台風19号で流失してしまいました。そのため、今回の復旧工事にて再度納品させていただきました。

長野県東御市の海野宿橋親柱
長野県東御市の海野宿橋親柱

こちらが再納品した親柱です。

長野県東御市の海野宿橋親柱
長野県東御市の海野宿橋親柱

【仕様】
・親柱本体:中国産御影石 G663(桜) 磨き+こぶ出し仕上げ
・レリーフ、橋銘板:中国産御影石 山西黒 磨き仕上げ

レリーフは『海野宿』の景色をデザインいただき、中国の「影彫り」の技法で制作しています。

影彫りは深彫りが難しい一方で、細かな彫り込みが可能です。今回のように建物の格子など繊細な表現が必要な意匠に適した技法です。

長野県東御市の海野宿橋親柱
長野県東御市の海野宿橋親柱
長野県東御市の海野宿橋親柱
長野県東御市の海野宿橋親柱

海野宿の特徴でもある「卯建」と、街並みがよく分かるデザインとなっています。

また、海野宿の近くには、今回の親柱の色味と同じ「白鳥櫻」があります。千曲川の堤防沿いはソメイヨシノの並木道となっており、散策にもおすすめの場所です。

長野県東御市の海野宿橋親柱
長野県東御市の海野宿橋親柱

そのほか、海野宿には真田氏の氏神として祀られた歴史ある白鳥神社もあります。
天気の良い日は、海野宿周辺をのんびり散策するのがおすすめです。

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