中秋の名月は来月ですが、残暑が続き、今月はまだ夏というような気がしてなりません。
秋を感じるのはもう少し先のように感じてしまいますね。
まだまだ山の緑が楽しめるようなので、先日私は家族で白駒池へ遊びに行きました。
白駒池とは、北八ヶ岳の標高2115mにある湖のことです。
標高2100m以上の高地にある湖としては日本最大の湖で、国道沿いから歩いて15分でたどり着くことができ、その道中が苔の森で有名なようです。
私自身は初めて行くということでSNSや動画サイトで調べて準備していたのですが、ここで私の無鉄砲さにより少々ハードな散策となってしまいました。
というのも白駒池で調べると、高見石小屋や、にゅうなどと呼ばれる初心者からでも楽しめるトレッキングコースが紹介されており、特に高見石小屋では揚げパンが有名でしたので、軽い気持ちで高見石小屋まで行ってみようと決めてしまったのです。
そのため、家を出たのは朝の6時、家族を連れて朝7時に到着、10時前に高見石小屋を目指すという午前中に詰め込んだスケジュールで出発です。
白駒池までの苔の森は、朝の静かな気配と日差しがとても美しく、家族みんなでその綺麗さに感動していました。

そしていよいよ白駒池です。
森の中なので一望できる場所が見つからず、、、という感じでしたが、写真で見たようにとても綺麗でした。
そしていよいよ高見石小屋を目指します。事前に調べた内容によると初心者コースがありそうですがよくわからないまま歩き進め、案内板が出てきたのでここだ!と判断して歩き進めたところ、、、、

なにかおかしい、初心者コースでこんなに険しいのか?という疑問が浮かび上がります。
頭の片隅にある「初心者コースではない別のコースがある」という話が思い出されます。
しかし親からは、山はこれぐらいが初心者レベルでしょうと言ってきます。
しかしこんな岩を登るような映像はみていない、ここが初心者なんて、、、という気持ちのまま歩き続けます。
次第に家族との会話も減っていきました。
休み休み歩き続け、もう限界だと思った矢先急に開けたかと思ったら高見石小屋に到着できました。

あんなに誰ともすれ違わなかったのに、小屋周辺には沢山の人がいて安心感も一塩です。
そして来た道をもう一度よく見てみるとこんな看板が建てられていました。

そして当初通り、揚げパンに更にはピザやケーキなど、たくさん食べて満足でした!

さらに高見石小屋は文字通り石(岩)を登ると北八ヶ岳を一望できるので、岩を登ってみることにします。
先程の険しい道のりがあった経験が後押しして、怖がりながらもなんとかてっぺんまで登れました。

そして帰りは、周囲にいた登山客に聞いて初心者コースで帰ることが出来ました。
こちらは終始、木板が敷かれた安全なコースで、初心者には安心して歩くことが出来ました。
色々ありましたが、常に美しい景色が広がり、山の上は涼しく、とても楽しい散策ができ非常に楽しかったです。