間知ブロック張と同等の流速に対応する、イージーストーンの現場をご紹介致します。
佐久建設事務所様発注
令和4年度 防災・交付金(道路)工事
(国)141号 佐久市~小諸市 跡部~平原(浅蓼大橋下部工)
浅蓼大橋は2014年度から4車線化事業が始まり、今年で事業化されてから来年で10年目を迎えます。
佐久市跡部中込の千曲川に架かる国道141号線の橋長L408mであり、浅間山と蓼科山の名をとって浅蓼(せんりょう)大橋と名付けられました。
橋台前の護岸工として当初図面では間知ブロック張りが設計されていました。
新製品であるイージーストーンを紹介し、胴込めコンクリートが不要、機械施工による施工性向上で工数が短縮できる点を評価頂き、採用となりました。
イージーストーンは、812kg/個・m2の製品重量です。
【イージーストーン】
812kg/m2・個
【ブロック積工】
805kg/m2(控0.35m×1.0m2×単位体積重量2300kg/m2)
河川護岸ブロック(間知ブロック)控え35cmの護岸重量は、805kg/m2以上が推奨されています。
間知ブロック1m2当りの重量=805kg/m2
(控え35cm×1.0m2×単位体積重量2300kg/m2)
製品自重のみで規定の重量を確保できているため、壁体重量805kg/m2以上で、間知ブロックと同等の能力を有するブロックであり、安心してお使いいただけます。
整形し、基礎ブロック、隔壁ブロック設置状況です。
敷設1日目、3~4個を敷設完了後から施工者様が施工感覚を掴んで頂き、日々予定数量の敷設が行えました。
製品同士はフランジ連結をしています。
SLが13.52mと下段からでの作業ではバックホウのアーム作業半径の制限もあったため、下段から据えられる範囲まで設置したあとに、最上部までアームが届く箇所まで埋戻しをして盤を上げ、作業隔壁追加作業とブロックの敷設を行いました。
途中で埋戻しを挟んだためブロック据付作業は中断しましたが、施工期間中は天候に左右されることも無く施工者様の予定日数で敷設が完了となりました。
生コンを使用しないことで、時間待ちや打設手間などが無いこと、敷設しやすさについて施工者様から良かったとの評価頂きました。
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