特長
- 展開したテラセル（ジオセル）に現地発生土や砕石を充填し、段積みすることで擁壁を構築し、切土法面を保護する工法です。
- テラセルの原材料は高密度ポリエチレンを使用し、表面のシートには厚さ1.5㎜のテクスチャー加工を施したシートを使用しているため、十分な耐候性を持っています。対薬品性にも優れており、酸性度・アルカリ性土などのあらゆる土壌に適応します。
- テラセルは約4kg/ 枚と軽量なため、容易に運搬ができます。
- テラセルはハニカム構造のため、中詰材を拘束することで現地発生土や砕石等の様々な中詰材を状況に応じて使用できます。
- 使用する部材が少なく、施工方法も展開・充填・転圧の繰り返し作業なため、施工期間の短縮が可能です。
- 壁面勾配1:0.1 ～ 1.0 で壁高8m までの高さに対応可能で、現地の状況に合わせた曲線部の施工や勾配変化にも容易に対応できます。
- 植生可能な中詰材を使用することで、セットバックした部分への植生工や在来種の飛来による緑化ができます。
