道下の法面が崩落しかけていた現場で、耐震・排水性能に優れた箱型擁壁「フリーウォール」を採用、施工いただきました。
この現場では既設水路が擁壁から法面に排水される構造となっていました。
そのため、起工測量の結果を待って箱型擁壁からヒューム管を取り出す位置決めを慎重に検討して断面・展開図を作成し直して業者様に据えていただきました。
施工時期は11月初旬で標高1800m程の高地での施工現場でした。
なんと工事中に初雪も観測されるなど厳しい環境での施工が求められました。
箱型擁壁は埋戻し部にほとんど生コンを使用しない構造の為、コンクリートの養生期間を待たず施工が可能です。
本格的な冬が到来する前に竣工を迎える事が出来ました。
フリーウォール箱型擁壁工法(長野県小谷村)No.3
箱型擁壁工法 施工マップ
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