上田市鹿教湯温泉から青木村へと抜ける峠道から入った林道の災害復旧工事でした。
当該現場は、豪雨災害で道路が流されしまい、資材運搬用のトラックを現場近くまで入れることが出来なかったため、片道役2km程の道中をクローラーダンプを使って資材を搬入しました。
写真でもお分かりのように、一般的に言われるヘアピンカーブ、しかも沢筋に有るため豪雨災害で道ごと流されていましました。
中央に沢筋の流れを確保するためコルゲートフリュームで水抜きが施され、箱型擁壁を扇状に敷設して箱型擁壁上部に法面を設けて道路を構築する構造でした。
さらに道路勾配もあり扇状カーブの先端が谷底になる線形で縦断勾配も敷設する際に考慮する必要がありました。
施工中にも台風や豪雨などがあり、その都度流された道路を復旧しながらの難工事でしたが、本格的な台風シーズン本番を前にようやく竣工にこぎつけ、きれいな擁壁が完成しました。
フリーウォール箱型擁壁工法(長野県上田市)No.1
箱型擁壁工法 施工マップ
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