現場は山梨県南部町、富士川沿いの県道10号富士川身延線の側道です。
県道10号は山梨県南部町と静岡県富士宮市をつなぐ道路で、県内外の利用者が行き来しています。
今回工事した側道は住宅地へつながっていて、地元住人の方たちも利用されている生活道路です。
既設で石積み擁壁に合わせて梁・支柱タイプの張出歩道が設置されていたのですが、老朽化により一部通行できない状態となっていました。
そこで機能復旧のため底版、縦壁、歩道部が一体となっている張出歩道「APRONⅡ」をご採用いただきました。
比較案として一般的な擁壁構造もあったのですが、下部にグラウンドアンカー工が施工されていて、そこへの影響をできるだけ小さくするために引き続き張出構造が選択されました。
歩道部はアスファルト舗装で仕上げていただきました。
歩道部の仕上げによっても荷重条件が異なりますので安定計算を実施して適切な構造・規格でご提案しています。
現場条件に柔軟に対応できることが「APRONⅡ」の強みです。
APRONⅡ(山梨県南巨摩郡南部町)No.45










APRONⅡ 施工マップ
上記のマップNo.と同じ青色の数字のポイントをクリックすると、こちらの施工現場の詳細をご覧いただけます。 写真をクリックすると、施工前〜施工後の写真を見ることができます。(一部施工後のみ) マップ右上の四角かっこをクリックすると大きく表示されます。 マップ左上のタイトル横のアイコンをクリックすると一覧が表示されます。