長かった冬も、そろそろ終わりが見えてきましたね。
空の青色が濃くなって来たように感じませんか?
高台から見下ろしているのは遠くの山に雪が残る善光寺盆地です。

突然、森の影から恐竜出現!
ここはジュラシック・パーク?ロストワールド?
そもそも、爬虫類はこの寒さで動けるのか?

凶暴そうな人間と同じ目線の小型恐竜、目が怖い!

牙と爪が鋭い!化石から復元された恐竜像ですが、私にはウルトラマンが戦う怪獣にしか見えません。古い!
ここ長野市茶臼山恐竜公園(ながのし ちゃうすやまきょうりゅうこうえん)は、長野県長野市篠ノ井の茶臼山の斜面にあります。
茶臼山は大規模な地すべり地帯ですが、長年の対策工事により地すべりを止めることができました。

恐竜公園の隣には茶臼山動物公園があり、大勢の家族連れが訪れる憩いのスポットです。
動物園のレッサーパンダは人気ものですね。
公園の恐竜は遊具にもなっており、休日には恐竜滑り台で子どもたちが歓声を上げていますよ。
恐竜公園の横に「童謡の森」と呼ばれるエリアがあります。

長野市出身の童謡作家の歌碑が、春・夏・秋・冬に分けて6曲置かれていました。
誰も口ずさめる曲ばかりです。

作曲家の海沼実さん、草川信さん、作詞家の坂口淳さん、山上武夫さんが長野市出身で誰もが知っている童謡を残しています。季節ごとにご紹介します。
「みどりのそよ風」作詞:百田宗治、作曲:草川 信
♪みどりのそよ風 いい日だね
ちょうちょもひらひら 豆のはな
七色畑(なないろばたけ)に 妹の
つまみ菜 摘む手が かわいいな

この曲は、戦後間もない頃にNHKラジオによって放送された曲で、夏の童謡です。
作曲をされた草川信さんは、他にも「夕焼小焼(夕焼け小焼け)」、「どこかで春が」、「ゆりかごの歌」などの歌曲されています。
「あの子はだあれ」作詞:細川雄太郎、作曲:海沼 実
♪あの子はだあれ、誰でしょね
なん なん なつめの花の下
お人形さんと遊んでる
可愛いみよちゃんじゃないでしょか

この曲は童謡同人誌『童謡と唱歌』(1939年2月20日発行)に掲載された詩が海沼実の目に止まり、作曲したと言われています。
海沼実さんは、「カラスの赤ちゃん」、「みかんの花咲く丘」など作曲されました。
ナツメの花の歌詞から夏の童謡です。
「紅葉」作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一
♪秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの裾模樣(すそもよう)

作詞をされた高野辰之さんは、長野市出身ではありませんが「紅葉」が秋の童謡として置かれています。
高野辰之さんは中野市出身の国文学者ですが、誰もが知る「ふるさと」も作詞されています。
「どこかで春が」作詞:百田宗治、作曲:草川 信
♫どこかで「春」が 生まれてる
どこかで水が 流れ出す
どこかで雲雀が 啼いている
どこかで芽の出る 音がする
山の三月
そよ風吹いて
どこかで「春」が 生まれてる

1923年3月号の子ども向きの雑誌『小学男生』に詞が発表されました。
後に草川信さんが作曲して発表されています。

歌詞にある ♫山の三月 とは、写真の今、この場所、この時ですね。
今年の冬は寒さが厳しく、三月とはいえ、芽吹きやひばりの声は聞こえてきません。
桜の蕾も膨らまず、♫春は名のみの風の寒さや(早春賦)の歌のような青空の下、春はまだまだですか?足音は聞こえませんか?

この記事へのトラックバックはありません。