今回ご紹介する現場は、善光寺の東側の通り『長野北98号』と、“長野県立美術館(旧・長野県信濃美術館)”前の『城山交差点』です。
この『長野北98号』と『城山交差点』は、善光寺と美術館をつなぐ重要な部分となっており、改修前に比べ、スペースが広くなりました。

今回の施工では、メインの舗装材として『中国産御影石グレー(G654長泰)』を使用しました。また、善光寺本堂へと誘導する箇所には、『印度黒』を採用しています。


誘導板には『錆御影石』を使用し、その周囲は“輝度比”を出すために『黒御影石』で縁取りを施しています。


縁石には『グレー御影石(G654長泰)』のビシャン仕上げ、車止めには同じく『グレー御影石(G654長泰)』の割肌仕上げを使用しています。
どちらも同じ”グレー御影石(G654長泰)”を用いていますが、仕上げ方法の違いにより、見た目の色味に大きな違いが生まれています。


車道部分には、“石貼り風半たわみ舗装”を採用しています。




善光寺本堂へ向かう際には、メインの参道を通られる方が多いかと思いますが、参道周辺には趣のある小路が多くあり、少し足を延ばすことで、普段とはひと味違った善光寺の魅力を味わうことができます。
いつもとは少し違う、そんな“寄り道参拝”を楽しんでみてはいかがでしょうか。