二見興玉神社の夫婦岩

初日の出の太陽の見頃は夏だった。三重県二見興玉神社の夫婦岩

令和6年元旦に発生した能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

新年の始まりは初日の出から、お伊勢参りの始まりは二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)からスタートしてはいかがでしょうか。

二見興玉神社の夫婦岩

初日の出といえば夫婦岩ですよね。

遠くに富士山が見え、夫婦岩から初日の出が浮かび上がる光景は、

お正月にはふさわしく、江戸時代には歌川広重も浮世絵にも登場しています。

二見興玉神社の夫婦岩

注連縄で結ばれた夫婦岩です。

二見興玉神社の夫婦岩

男岩は高さ9m、女岩は高さ4mで、この夫婦岩を結ぶ大注連縄は35mもあるそうです。

二見興玉神社の夫婦岩

元旦には初日の出スポットとして大勢の観光客がやってきますが、

この時期は太陽の位置が夫婦岩からはずれており、

夫婦岩から登る初日の出は見られないそうです。

夫婦岩からの登る日の出は夏、夏至の時期です。

でもあまりに夫婦岩の日の出の光景がきれいで有名なために、初日の出を見ようと大勢の参拝客が訪れるのだそうです。

荒波に浮かぶ夫婦岩、やっぱりお正月にはこの風景ですね。

今では縁結びのシンボルとして有名で、カップルが沢山訪れる観光地となっています。

二見興玉神社の夫婦岩

二見興玉神社にはカエル🐸の置物がたくさん置かれていました。

なぜカエルの置物が沢山あるのでしょうか?

二見興玉神社の夫婦岩

伊勢の海の守神は龍神だと言われています。

龍神は雨を喜ぶと伝えられているため、雨を呼ぶカエルの置物を奉納する習慣があったからと伝えられています。

また航海の安全を祈願して「無事カエル」から来ているとの説もあるようです。

浜にはきれいなカニが歩いていました。

イワガニでしょうか、素早い横歩きです。

二見興玉神社の夫婦岩

夫婦岩の近くに天岩戸がありました。

二見興玉神社の夫婦岩

天の岩戸は、日本神話に登場する、岩でできた洞窟です。

天照大御神にまつわる神話の舞台ですね。

伊勢は神話の故郷でもあります。

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)のお参りして御朱印をいただきました。

二見興玉神社の夫婦岩

御朱印です。浜参宮と書かれていますね。

二見興玉神社の夫婦岩

ちなみに、寒い時期は夫婦岩に登る満月が美しい季節です。

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