こんにちは!
突然ですが、私はアスザックの本社がある高山村の消防団に所属しています。
今回はその消防団で技術訓練が実施されたので、その内容について紹介したいと思います。
会場は地元の小学校です。到着すると、真っ赤な積載車が整列していました。
積載車には消火用のホースや消火栓から水を送り出すための小型ポンプ、
避難誘導用の誘導灯など、初期消火に必要な道具を積載しています。
下の写真は背面側を撮影したものですが、キレイに器具が収まっていますね。
今回は「小型ポンプ操法」という火災消火のための基本的な操作を覚えることを目的とした訓練を行います。
この技術訓練に向けて消防団員たちは5月中、出勤前の早朝に練習を積み重ねてきました。
まずは本番に向けて器具を並べます。
並べ終えたらすぐさま本番です。
本職の消防士たちが指導者として監督している中、器具の周りに整列します。
他の団員たちに見守られつつ、緊張感が漂ってきます。
そこから開始の合図があり、団員たちはホースを伸ばしたり、
ポンプを操作したりと与えられた役割ごとに消火のための動作をこなしていきます。
そして、滞りなく動作が進み、ポンプから水が送られ、筒先から勢いよく放水されます。
写真では伝わりにくいですが、ホースを支えている人にはものすごい力がかかっていて、立っているだけでも大変です。
それでも火の勢いが弱まるまで常に水を打ち続ける必要があるため、放水を続けながら交代する練習も行います。
さらに別アングルです。
こう見ると、かなり遠くまで水を飛ばせていることがわかりますね。
以上の訓練を消防団では毎年繰り返し行っています。
早朝からの練習は大変ですが、地域の安全を守るため、有事の際には迅速に動けるように頑張っていきたいと思います。
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