上田市泉田地区にあるため池「桝池」の波除護岸としてグランデロックをご採用いただきました。
平成23年に発生した東日本大震災において、ため池でも甚大な被害が発生したことから、農林水産省より「ため池の耐震対策」と「ため池ハザードマップ作成」について方針が示され、ため池改修工事が多く発注となりました。
上田地域は全国的にも非常に雨の少ない地域であることからため池が多い箇所であり、多くのため池の改修工事が進んでいます。
当社のため池用波除ブロックである「グランデロック」「ポラウェーブ」も多く採用頂いております。
今回は上田地区のため池で8件目の採用事例になります。
ご使用いただいたグランデロックは2㎡/個の大型張ブロックです。

従来は1㎡の波除ブロックが主流でした。
ブロックの面積が2倍の大きさになったことで、一度の設置面積が増えたこと、連結金具の手間が軽減されたことで施工性が大きく上がることが特徴の製品です。
桝池は比較的大きいため池で波除護岸だけで約2000㎡あります。
今年度の工事では約800㎡と全体の4割が施工されました。
本工事は年度末工期の工事でした。
波除護岸工はため池改修工事の中でも堤体の盛土工事や底樋管の工事が終わって最後の作業となります。
波除護岸工の施工は年明けから始まったため年度末工期に向けて急ピッチで施工がはじまりました。
池の中を製品置き場ヤードとして使用できたため、護岸工事が始まる前に800㎡分のブロックをすべて納めさせていただきました。

波除護岸の基礎コンクリートもプレキャスト製品で対応し、基礎コンの型枠設置、打設、養生の手間も省くことができました。


基礎工が完了し、グランデロックの施工に移ります。
堤体が1:1.8、SL4.5m分の波除護岸でした。ブロック1個が385kgなのでクレーン機能付きバックホウの作業半径内であり、堤体内から施工をしていただきました。

ブロックは全て納めているので製品待ちをすることなく、どんどんと施工が進んでいきました。
施工が進んだ日は50個(100㎡)積むことができたようです。

折れ部は施工業者様よりブロックを切断頂き、現場でのマチコンクリートを最小限にする工夫をしていただきました。

天端コンクリートは波除護岸ブロックの施工と別の施工班で行い、同時進行で進んでいきました。

次工区との縁切り部分には小口止め工としてプレキャストブロックを施工しています。
隣り合うブロックが崩れることを防ぐ目的で、施工業者様の工夫で施工頂いています。

波除護岸の工事はおよそ2か月で終わり、無事期日までに施工が完了できました。


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