『地味にすごい福井』は魅力いっぱい、恐竜がお出迎え、福井城の石垣

『地味にすごい福井』は魅力いっぱい、恐竜がお出迎え、福井城の石垣

2024年3月16日に北陸新幹線が福井県敦賀まで延伸され、

福井県までの移動時間が大幅に改善されました。

長野駅から福井駅まで約90分で結ばれました。                

福井駅の駅舎には恐竜が描かれています。

駅前は、恐竜の動物園のように何体もの恐竜像が置かれています。

声を上げ、首や手を動かしリアルなモニュメントです。                

フクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタンの3種類の恐竜は、

『フクイ』がつけれているように、福井県で発見された化石から復元した新種の恐竜です。                

日本で発見される恐竜の化石の90%が福井県で発見されると言われています。

まさに福井県は恐竜王国ですね。                

左側の肉食恐竜『フクイラプトル』と右側の草食恐竜『フクイサウルス』が争っています。

うめき声を上げてリアルな動きをしています。                

駅前には小型の恐竜は子どもたちが遊べるモニュメントになっています。

福井駅は恐竜のテーマパークのようですよ。

『地味にすごい福井』は魅力いっぱい、恐竜がお出迎え、福井城の石垣

福井駅の近くにある福井城址のお掘りの中には、

福井県庁や県警、県議会堂などが立ち並んで福井県の中枢を担っています。                

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福井城は織田信長の家臣、柴田勝家により築城されたといわれています。                

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織田信長亡き後、後継者争いにより、羽柴秀吉と対立した柴田勝家が織田信長の妹、お市の方と立てこもり、

秀吉により攻め滅ぼされて自害した地として有名です。                

燃え盛る福井城から助け出されたお市の方の三人娘 (茶々、 初 、 江)は、

この後の戦国最後の天下争いに大きく関わることとなります。

『地味にすごい福井』は魅力いっぱい、恐竜がお出迎え、福井城の石垣

このときの北の庄は現在の福井城から離れた場所のようです。                

現在の福井城を築城したのは、徳川家康の次男、結城秀康公です。

彼は武将としての器量は一流で周囲からも認められており、家康の信頼も厚かったと言われています。                

場内には、勇壮な姿の結城秀康公の石像が置かれていました。

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現在、城の一部が再建されて往時の様子を伺えます。

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本丸の石垣です。

堀に面した石垣、本丸の石垣、すべての石垣が方形の積石できちんと積み上げられています。                

『地味にすごい福井』は魅力いっぱい、恐竜がお出迎え、福井城の石垣

しかし、本丸跡の側面は石垣は大きく崩れていました。                

『地味にすごい福井』は魅力いっぱい、恐竜がお出迎え、福井城の石垣

目地が開き、斜めに崩れ落ちています。

建物の礎石も歪んだ地面にポツポツと置かれています。                

落城したのか?と思い、案内板を見ると地震の痕跡をそのまま残し後世に伝える意味と、

悠久の時の流れを感じられるように残されているそうです。

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1948年6月28日午後4時に福井県嶺北地方北部(福井市の北北東約10 km)、

現在の坂井市丸岡町付近を震源として、マグニチュード7.1で最大震度の震度6を記録しました。                

石垣の上から見るとこんな形です。                

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地震の強さを物語るように、石垣が転がり落ちていました。

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1606年に築城されてから400年、風雨や地震にさらされてきた石垣は、

一部が崩れても石垣の形を保持してその存在感を示しています。                

お掘りの石垣もきれいな方形の石で積み上げられていますが、地震の影響でしょうか?

石垣が少し孕んでいる部分も見けられました。                

『地味にすごい福井』は魅力いっぱい、恐竜がお出迎え、福井城の石垣

眼鏡橋をわたって場内に入る形は、江戸城を思わせる作りですね。

地味な福井と自虐的にPRしている福井県ですが、温泉、海、山の幸魅力いっぱいですよ。    

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