こちらはTB(タッチボンド)工法にてBOXカルバートを布設した現場になります。
既設の橋梁掛け替えに伴い、最も施工期間が短く、経済的な工法としてBOXカルバートを採用していただきました。
内空断面が5000×2000であるため、製品重量も非常に重く、施工業者様からのご要望もあり、L寸法を当初計画の1000mmから858mmとすることで、クレーンの作業半径を拡大し、無事据え付けを行うことが出来ました。
従来、橋梁などでBOXカルバートを敷設する場合、PC鋼棒による縦締連結等で、構造物を剛体とする方法が一般的ですが、今回ご採用いただきました「タッチボンド工法」はBOXカルバートの継手部に高弾性接着剤を充填することで、レベル2地震動や永久ひずみなど、あらゆる地盤の変位にも高い水密性能を確保したまま追随することが可能となる柔構造であることが特長です。
TB工法(長野県諏訪市)No.5
TB工法 施工マップ
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