古代エジプト展

古代エジプト展で3000年前のエジプトに思いを馳せる☆長野県立美術館

長野県立美術館で開催されている、古代エジプト展に行ってきました☆

三千年前の当時のものが見られるなんて、なんてロマンな・・!!

古代エジプト展

中に入ると、たくさんの展示物が並んでいました!!

こちらは、書記アメンヘテブの像です。

古代エジプト展

古代エジプトでは知識と読み書きの力がもっとも評価されたそうです。
バビルスの巻物をひざに置いて、足を組んだ書記の姿勢で描かれています。

台座にも古代文字が刻まれています。

古代エジプト展

壁にはところどころに、エジプトのトリビアがあって、古代エジプトの様子がわかりやすく説明してありました。

古代エジプト展

ピラミッドは、奴隷が無理やり重労働をさせられて作ったというイメージがありましたが、ハイカロリーのパンやヒツジやヤギを食べたり、ビールを飲んだりと、豊かな食生活を営みながら、王のために働いていたようです。

古代エジプト展

面白い顔のツボがありました!

古代エジプト展

味がある像ですね!昔の人の髪型はこうだったのでしょうか・・?

古代エジプト展

人型棺(ひとがたかん)の右目 です。

古代エジプト展

ミイラとなった人物を納める外棺に使われていたそうです。
まぶたは不透明な青いガラスから作られていて、ガラスは古代エジプトでは貴金属や宝石とともに高い価値があったそうです。

貴族の男性のレリーフです。

古代エジプト展

複雑な巻き髪とロータスの花の紐帯(ちゅうたい)があるかつらが印象的です。新王国時代のエリート層の墓から出土したそうです。

王宮の調理場のレリーフです。

古代エジプト展

左端でアーチ形の天井の部屋でパンを焼いており、その上には醸造所があります。
中央では2人の男性が網に包まれたワイン壺を棒に吊るして、両開きの扉から中庭に向かって運んでいます。
中にはには5足のサンダルが入った小さな戸棚と持ち手の短いほうきで床を履く人がいます。

出産の神 タウェレトの護符 です。

古代エジプト展

タウェレトは、カバの頭と胴体、ライオンの足を持ち、様式化されたワニが背に垂れ下がった姿をした女神です。
このような恐ろしい姿には、邪悪な力を退ける意味があり、女性や赤ん坊はこのような護符を身につけ、出産や出産直後の安全を願ったそうです。

新王国時代の神殿の復元模型です。

古代エジプト展

神殿の模型を基に、20世紀に復元されたものです。
オペリスクの間には、供物をささげるセティ1世の像が飾られています。

スフィンクスも足元にいますね。

古代エジプト展
古代エジプト展

全身の像もありました。

古代エジプト展

360°見られるのはすごいですね!

古代エジプト展

高官メチェチィの像です。

古代エジプト展
古代エジプト展

第6王朝の初代の王テティのもとで高官を務めた人物です。
保存状態がよいそうで、木に彩色され、銅の縁取りに石の象眼という高価な目の装飾が施され、大きな頭、長い指はこの時代の彫像によくみられる特徴です。

日輪を頂く聖蛇ウラエウス です。

古代エジプト展

ウラエウスは鎌首をもたげたコブラの姿をした女神で、王や女王、神々の額を飾る姿で描かれます。

アメンヘテブ2世の名前が彫られた指輪です。

古代エジプト展

最古の時代からメイス(こん棒)で敵を打ち据える王の姿は、勝利を象徴するポーズとして描かれてきました。
王の重要な役割はマアト(秩序、正義、真理)の維持でした。
それをゆるがす敵の最たるものは敵意を持った外国人だったそうです。

ラメセス2世の石碑です。

古代エジプト展

ラメセス2世はアメン神をまつる神殿をヌピア(現在のスーダン北部)のアマーラ西遺跡に建立しました。
上段には、アメン・ラー神とその妻のムト女神がラメセス2世に王権の象徴を授ける場面が描かれています。

王の五重称号(5つの名前)が刻まれることで、超人的ともいえる王の力が強調されています。

帆船の模型です。

古代エジプト展

日常でナイル川を船で行き来していた古代エジプト人は、来世でも船が必要と考え、本物の船が使者とともに副葬される時代もありましたが、やがて船の模型や墓の壁に描かれた図像に変わっていったそうです。
死者の最終目的は、太陽の神ラーの旅に同行することで、船に乗り、昼は天空を、夜は冥界を航行することを望んだそうです。

ミイラの包帯です。

古代エジプト展
古代エジプト展

死者が冥界で永続できる存在になるには、適切にミイラ化されて埋設されるだけでなく、神官の儀式が重要でした。こうした儀式は「死者の書」に記載され、パピルスや墓の壁を使って伝えられましたが、ミイラの包帯に「死者の書」が写される時代もありました。

(パピルス:文字や絵を書き記すために使われていた、世界最古の記録媒体(紙の原型)およびその原料となる植物)

包帯にもこのような文字や絵を描きこんでいたなんて、すごいですね!

また、会場には、お経のような呪文のような音声が流れていたのですが、古代エジプト語の音韻再建したものだそうです。

古代エジプト展

こんな古代文字を読み解いたのもすごいですね。。!!
鳥とか魚のような絵もありますが、それがこのような訳になるんですね!!

さて、いろんな部屋を回ってきましたが、最後にミイラの棺がいくつか展示されていました!!

神官ホル(ホルス)のカルトナージュとミイラです。

古代エジプト展

カルトナージュは、亜麻布やパピルスを漆喰で固めて何層にも重ねた素材で、ミイラを納めるものです。
墓の面積が限られ、木製の棺の再利用が日常化した混乱の時代に普及しました。

古代エジプト展

すごい迫力ですね!!死者を守り、復活を助ける神々が大勢描かれています。

古代エジプト展
古代エジプト展

この部屋の前に、ミイラのつくり方の動画が流れていたのを見ていたのですが、なかなか手間暇がかかっているなあという印象でした。

脳や内臓をかきだして保存するのですが、よみがえりを信じてミイラを作っているのに、内臓を取り出してしまったらよみがえっても体は生きられないのでは?
と、昔の人はどう思っていたのかなと、素朴な疑問が湧いてしまいました。

カノプス壺と蓋です。

古代エジプト展

ジャッカル、ハヤブサ、人間、ヒヒをそれぞれかたどったもので、それぞれ、胃、腸、肝臓、肺を守る神を象徴しており、取り出した内臓を保存していたそうです。

トトイルディスの木棺です。

古代エジプト展

この木棺はミイラを保護するとともに、死後の願いを図像に表しています。
蓋の中央付近には棺の主がミイラの姿で描かれ、イシス女神とネフテュス女神に弔われています。

古代エジプト展

人頭の鳥の姿をした棺の主のバー(霊魂)はその体の上を飛び回り、彼の霊魂が死後も生き続けることを伝えています。

古代エジプト展

デメトリオスという名の男性の肖像とミイラです。

古代エジプト展
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死者の遺体をミイラにするならわしはローマ時代まで続いたそうです。
亜麻布表面の金箔の装飾にはエジプトの神々だけでなく、デメトリオスの名前と「59」という死亡時の年齢がギリシャ語で書かれています。

肖像画は木製のパネルにローマ時代の技法である蠟画(蝋を混ぜた顔料を熱で溶かして描く技法)で描かれています。

古代エジプト展

エジプトトリビアです。

古代エジプト展

古代のエジプト人は胎児を作るのは男性で、性交の際に胎児を女性に移すと信じられていたそうです。
女性のミイラは棺に描かれた姿が男性を象徴する赤い肌だったり、男性の姿をしているものがあったそうです。

女性は亡くなってもそのままでは復活できないと考えられ、死後の一定期間、姿を男性に変身させようとしたためだそうです。

女性に対する扱いがすごいですね。。!!

同じ古代でも場所が違えば女性に対する考えもずいぶん違うんだなとびっくりしました!

家の女主人 ウェレトワハセトの棺と内部のカルトナージュです。

古代エジプト展
古代エジプト展

ウェレトワハセトが生前着ていた衣服をまとった姿の棺です。
来世で再生するには一度男性になる必要があり、死者をオシリス神として表現するのが一般的なので、女性の衣服を身につけた姿で描かれているのは珍しいそうです。

ネコの棺とミイラです。

古代エジプト展
古代エジプト展

↑ネコのミイラのCTスキャンです。

古代エジプトでは動物もミイラにしていました。生前は奉納用の供物、神聖な動物として崇拝しました。
死後はミイラにして埋葬したり、動物によっては人間の来世での食料として供物にするなど、さまざまでした。

ネコの死後、この形にしてミイラにしたのでしょうか・・!?

他にも紹介しきれないくらいの古代エジプトを象徴する宝飾品や埋蔵品など、たくさんのものが展示されていて、とても楽しい時間でした♪

古代エジプト展

今月の27日まで開催されているようですので、興味がある方はぜひ見に行ってみてください♪

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