春がやってきました。長年の宿敵である花粉がまた猛威を奮う季節となりました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は先日はじめて、栃木県日光市にある日光東照宮、日光山輪王寺を参詣しました。

日光東照宮といえば江戸幕府初代将軍徳川家康公を祀った豪華絢爛な世界遺産として有名ですが、敷地内の国宝の数々のほかにも有名スポットがいくつも存在します。
入るとすぐにあらわれる、かの有名な三猿(見ざる・聞かざる・言わざる)の前にはたくさんの人だかりができていました。

実物を目の前にすると不思議な気分でした。驚いたのはこの三猿が物語のなかの1シーンだったこと!
厩の二面を囲むように8面にわたる猿の彫刻の物語が続いていました。
国宝の陽明門、唐門の繊細な彫刻ときらびやかさに圧倒されつつ、奥に進むと奥社に続く道の手前に眠り猫を発見!左甚五郎の作品と伝承されていることで有名なようです。
通り道の真上に突然現れるので人の流れを止めないように歩きながらあわてて撮影しました!

眠り猫の門をくぐってから奥社までは207段の階段を登ります。

見た目よりもなかなかきつい道のりで普段の運動不足を痛感しました。
なんとかたどり着いた頂上では、御墓所をぐるりと囲むように歩くことができ、奥社限定のお守りもありました。
素敵な音がなる鈴と眠り猫のチャームがついたお守りで、ちょうどネコの日だったこともあり、こちらをお土産として購入しました。
奥社を下ったあと、一番楽しみにしていた「鳴龍」へいきます。
大きな龍が描かれた天井の下で音を鳴らしていくのですが、龍の頭の真下で鳴らしたときのみ大きく響き、まるで龍の鳴き声のように聞こえます。
説明するよりも実際に体験していただきたい、不思議な経験でした。(こちらは撮影禁止でした)
最後に、徳川家康公の御遺訓として以下のようなものがあるそうです。
・・・
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
・・・
今とは時代背景も全く異なるにも関わらず、戦国を生き抜いた武将のことばが400年以上経った現代でも変わらず、現代の人間にも教訓として感じられるってすごい、同じ人間なんだなとなんだか忘れられず帰ってきました。
大河ドラマや高校の授業でしか触れてこなかった日本史を改めて勉強し直したいなと思った1日でした。
