先日、長野市で開催されたお祭りに行ってきました。
人が集まる場所が苦手なので、お祭りに行くこと自体とても久しぶりでした。
その日は午前中から長野市内を歩いていたのですが、着物を着ている若い女性の姿が多く見受けられ、夏らしさを感じます。
日が暮れるにつれて、長野市内の雰囲気が祭り仕様に変わっていく姿を眺めながら日陰で暑さを凌いでいると、法被に身を包んだ方たちが見る見るうちに市内を埋め尽くしていきました。
気づけば信号の点滅も消え、あたり周辺は人の波で溢れていました。

大きな屋台どおりは三か所程あり、その中でも中心のエリアは特に人が多く、1つの屋台に長蛇の列が出来ており、とてもじゃないですが並ぶ気にはなれません。
お祭りの雰囲気を感じつつふらふら歩きながら屋台を探索していると、一際目を引く「氷」の文字を見つけました。
かき氷。お祭りといえば思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

比較的空いている場所でかき氷を購入しました。
味はいちごです。
王道が好きです。
この日もかなりの猛暑だったので、やはりかき氷の屋台は多く、どこも大繁盛です。
お祭りの雰囲気も味わえて、尚且つ暑さ対策にも適しているので一石二鳥ですね。
かき氷は入れ物が小さいと零れてしまいがちな所がネックですが、私は紙コップに入っている屋台ならではのかき氷が好きなので気にしません。
柄もペンギンが好きです。
あまりにもこの写真のかき氷は理想的ですね。
日も暮れて、益々人の数も増えてきた頃、足の疲れが襲ってきました。
午前中から無理をさせていたのでこればかりはどうしようもないです。

来た道を戻ります。
人の波を掻き分けながら。
私はこの帰り道がなぜか一番記憶に残っています。
踊りに足を止める人。屋台に向かう人。これから祭りに参加する人。
私と同様に駅の方に戻る人。
沢山の人がいました。友人とはぐれないように袖を掴み合いながら、人通りを抜けていきました。
こんなに沢山の人が集まるお祭りに行ったのは初めてでしたが、たまにはいいですね。