神坂PAから一般道に降りられるスマートICを計画しており、近くには小中学校、歩道の設置は住民からの要望もあって妥協できない条件がありました。
新設歩道の計画に水路が絡む箇所があり、どのように進めるか、コンサルさんも苦慮している状況でした。
(水路の管轄は、NEXCO中日本(中日本高速道路株式会社)が管轄)
当初の計画では道路幅員の調整をしても歩道部が水路にあたって調整できない箇所があり、空間利用ができる張り出し歩道のAPRONⅡを提案して検討して頂き、採用していただくことができました。
採用していただきました点としまして
①水路を調整しないでそのまま新設道路と新設歩道工事を進めることができる。
②APRONⅡは、底盤と高さを10cmピッチで現場条件合わせることができる。
③製品取り付け後、すぐに底盤の埋め戻しが可能。
また、APRONⅡ歩道部は張り出し部とは逆の底盤方向に2%の勾配がありますが、歩道部をアスファルト仕上げにして張り出している歩道部に排水孔を付け、水路にそのまま排水が落ちる仕様になっています。
神坂パーキング(上り)からは、馬籠宿、藤村記念会が近くにありますので時間があれば観光もおすすめです。