長野市篠ノ井の一級河川聖川の護岸工事で当社の大型ブロック「しずか」が採用になりました。
しずかはバイコン製法で製造する、ポーラスコンクリートタイプの大型ブロックです。
施工箇所の前後の擦り付けを考慮して河川の上流から下流に向かって、護岸延長L=46mの中で護岸勾配が1:0.83~1:1.41まで変化する設計となっていました。
どのように勾配を変化させるか施工業者様と相談をさせていただき、約6mごとの間隔で小口止めを設置して区間ごとに区切って勾配変化をさせる施工方法をご提案させていただきました。
施工中の状況です。
土羽の状況から小口止めの間隔ごとに法面勾配が変化していることが分かると思います。
しずかは製品を寝かせてブロックを設置することで擁壁勾配への対応ができます。
今までに3分から1割5分程度までの実績があります。
ブロックの大きさが0.625m2/個と小さくて軽量であるため、みるみるうちに積みあがっていきます。
(概算では、1日あたり43m2程度の施工が可能です。)
施工業者様のおかげでこのように綺麗な仕上がりになりました。
しずかは、明度・テクスチャーとも基準値に対応しており、普通コンクリートの製品に比べ周辺護岸に馴染みやすく環境にマッチした製品です。
護岸環境に順応し、勾配変化に対応できるしずかを是非ご検討ください。
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