東京駅構内のカニの化石!

師走に入り慌ただしい日々が続きます。

今年は、猛暑の夏がやって来て、厳しい残暑が続き、10月に入っても真夏日が続き、秋がいつ訪れるのかと思っているうちに12月に入ってしましました。

ところが、突然寒波がやってきて冬になりました。

例年、徐々に気温が下がり、寒さに体が慣れてくるのですが、今年はいきなりの寒さでとても寒ですね。

体調を崩さないようにご自愛ください。

そんな慌ただしい師走でも、新幹線は時間正確に動いています。

信州から東京に行くにはいくつかのルートがありますが、やはり新幹線が一番早いですね。

今日は、北陸新幹線「あさま号」に乗って東京出張です。

東京駅、丸の内側出口、雲一つ無い師走の晴天、風が冷たいですね。

それでも信州から東京駅に降り立つと暖かく感じてしまうのです。信州人のあるあるです。

駅前のイチョウ並木には黄色い葉が残っています。

しかも、緑の葉もありますね。こちらはまだ紅葉の季節です。

東京駅はテーマパークですね。

人気キャラクターがたくさん集められた東京キャラクターストリートは、日本人のみならず、大きなスーツケースを引いた海外の観光客も多数訪れます。

様々な言語が飛び交ってカオスです。

中には、スーツケースいっぱいにキャラクターを爆買いする強者も見受けられますよ。                            

そんな中で見かけたのが、最新の仮面ライダーです。

50年以上続くキャラクターですが、時代により随分変化していますね。

なんか、かっこいいですね。                            

そして、東京駅と言えばラーメンです。

人気店は昼ご飯、夕ご飯の時間以外でも行列が絶えません。

空いている店で手早くお昼ごはんです。

今日は旭川の味噌ラーメンです。素晴らしく美味しい!

構内には、有名スイーツも、一流寿司店、有名中華、洋食店 すべてが揃っています。

電車の時間よりこちらが気になりますね。                            

さて、東京駅でカニが発見されたのをご存知ですか?                            

こんなに、大勢の乗降客が通り過ぎる場所にカニなんて!

どこにいるの?下を見てもいませんよ。上を見てください。                            

カニが発見されたのは、北の玄関口、新幹線東北、北陸、上越方面の改札前を通り、ecute Tokyo前の柱です。

赤丸の柱です。

今年最後の珍しい石は、東京駅構内にあるカニの化石です。                            

ショコラマロンたまごの看板の左上です。

丸印の中にカニがいます。

柱に貼られているのは代理石です。

大理石は、中国雲南省の大理という地名から付けられました。

大理石は岩石学では結晶質石灰岩と呼ばれ「石灰岩がマグマによって加熱されるとできる、キラキラと光る方解石の結晶の集合体」です。

石灰石はサンゴ、海棲動物の骨、貝殻などが堆積したもので、磨くと美しい艶が出るほか、時々生物の化石が含まれていることもあります。                            

どこに蟹がいるか解りますか?                            

数千年前に生きたカニが、海底に堆積して石灰岩となり、マグマによって加熱されてきれいな石となり、

たまたま、東京駅に使われる石材として切り出され、壁に貼られたとうわけです。

東京駅に行ったら探してみてください。

数千年の時を越えて、再びカニが姿を現しました。                                                        

東京駅構内に、壁や床にたくさんの大理石が使われていますが、たくさんの化石が発見されています。

すでに絶滅したアンモナイトも見つかっているようです。

他にも生物の化石があるようなのですが、見つけられませんでした。                            

太古のの海に思いを馳せて東京駅でカニや古代生物を探しをしてみませんか?

ちょっとしたロストワールドツアーです。

今年も残り僅か、本年も石材のページを御覧いただきありがとうございました。

来年もよろしくお願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。

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