急勾配壁面の緑化が可能
コンクリート擁壁の法勾配が5分の場合は樹木類による壁面緑化が十分に可能です。
直根性の広葉樹木類も育つ
セル形ブロックのふところが広く深くできているので、直根性の広葉樹木類も育つため、ブロック壁面はほとんど覆い隠されます。
セル形ブロックの水平段積施工
上下端面が水平の角筒状セル形ブロックを段々に水平階層状に積み重ねることによって壁体が構築されますので、施工中ならびに完成後の安定性が図れます。
水平スリットドレーンシステムを内蔵
段々に積み重ねたセル形ブロックの下端面には各ブロックごとにスリット状のドレーン孔が内蔵され、特別な場合を除けば、裏込栗石を入れる必要がなく、セル形ブロック以外は全て現地材料でまかなうことができます。
土砂露出面が水平
中詰土砂の表面が水平に仕上がり、雨水の外からの浸食や内からの侵出に対して十分に安定しています。
そのため土羽仕上げなど省略でき、なおかつ、苗木などの植え付け関連作業が容易です。
折板屏風模様の造形美
連続する角筒状セル形ブロックが織りなす折板屏風模様の陰影に富む外観は、緑化工ぬきの状態のままでも、従来の積ブロック擁壁や既存の緑化ブロック工法に望めない造形美が得られます。
